データ改ざん

こちらでは、脆弱性におけるデータ改ざんについて紹介しています。脆弱性診断について気になっている人は、ぜひ参考にしてみてください。

データ改ざんの手口

データ改ざんとは企業などが運営するWebサイトやWebアプリケーションを攻撃し、コードを勝手に変更したり、攻撃者の違法サイトに飛ばすなど、本来の挙動とは違う操作に書き換える行為をさします。

具体的なデータ改ざんの手口で代表的なものは以下の2つです。

システムの脆弱性を突いた改ざん

WebサイトやWebアプリケーションの脆弱性を狙った攻撃には以下2つの手法があります。

SQLとは世界で最も普及しているデータベースの操作、制御するための言語です。「インジェクション」は英語で「挿入」や「注入」を意味しており、「SQLインジェクション」とはSQLのデータベースに不正データを注入し、情報の改ざんや消去を行うサイバー攻撃を指します。

過去にはSQLインジェクションによる被害で数十万件の個人情報が流出した事例もあります。

他の手法にはクロスサイトスクリプティングと呼ばれるサイバー攻撃があります。
これはWebサイトの記述言語であるHTMLに悪質なスクリプトを埋め込むことで、ユーザーが対象サイトのフォームに入力した個人情報や、Cookieの情報などを攻撃者に送るものです。

システムの脆弱性を突いた改ざんの手法も年々巧妙化しています。 マルウェアやセキュリティに関する知識が乏しい場合は信頼できるセキュリティソフトを使用する、専門業者に依頼して対策すると安心して事業を継続できるでしょう。

管理者アカウントの不正利用による改ざん

システムの脆弱性を狙った改ざん以外には、管理者アカウントの情報が流出し、不正利用されたことでデータを改ざんされてしまうケースもあります。また管理者アカウントが乗っ取られてしまった場合、システム上で不正アクセスの挙動を認識しにくいので改ざんの発覚が遅れてしまうことが多いです。自社のWebサイトやWebアプリケーションに登録した顧客の個人情報が流出すると、自社に対する社会的信用の失墜だけでなく顧客が犯罪に巻き込まれてしまう可能性が高まってしまいます。

そのため、継続的なサービス運営にあたっては管理者アカウントの情報保護には最善の注意を払う必要があります。

データ改ざんの対策例

FTPアカウント

FTPアカウントが盗まれて外部から内部ネットワークへ侵入されると、密かに内部からファイルやコードを改ざんされてしまいます。それによって重要な機密情報が大量に抜き取られてしまう危険性があります。

FTPは、主にウェブページを公開する作業で使用されるものです。このFTPアカウントが盗まれてしまうと、悪意のあるプログラムが仕込まれたウェブページがウェブサイトで公開されてしまいます。

情報を絞り込む

脆弱性データベースやニュースサイト、製品ベンダー、注意喚起サイトなどで、脆弱性に関する情報は多数公表されています。企業の経営者やIT担当者は、世の中に出回る膨大な情報から自社に関係の深い情報を絞り込むことが必要です。そのためには、参考にするサイトを選別して情報収集するか、IPA(情報処理推進機構)が公開している脆弱性対策支援ツール・サービスを利用するといいでしょう。

危険度を確認する

脆弱性に関する情報の中から自社に関連するものに絞り込めたら、次はその情報をもとに脆弱性の深刻度を確認しましょう。ここで目安となる基準がCWEやCVSS。脆弱性の特徴や自社システムへの影響度、攻撃状況などを確認・把握して、現在のセキュリティ状態での危険度を確認することをおすすめします。

データ改ざんが起きる原因

どんなシステムにも脆弱性はつきものです。運用を始めて、忘れた頃に脆弱性が発見されることもあります。脆弱性を悪用して企業を攻撃するサイバーテロリストは、常にターゲットを探すと同時に、新しい攻撃方法を編み出して狙っています。脆弱性への対策には終わりがありませんが、できるだけ被害を抑えるため脆弱性に関する理解と知識を深めるとともに、効果的な対策を講じなければいけません。

本サイトでは、WEBアプリケーションの脆弱性診断をしてくれる会社の中で、OWASPの基準を満たした診断項目を設けていたり、IPAの認定を受けていたりする特に信頼のおける会社を2社、状況・課題別に紹介しています。

専門家に依頼して脆弱性診断をしたい場合、それぞれ会社ごとに特徴があるので、よく確認してみましょう。

[状況・課題別]
おすすめの
WEBアプリケーション
脆弱性診断会社2選をみる

[状況・課題別]
WEBアプリケーション
脆弱性診断会社 3選

WEBアプリケーション脆弱性診断に対応している会社を、「実績数」「セキュリティ性の高さ」「納期」に着目したうえでピックアップしたおすすめ3社をご紹介します。

RSコネクト

株式会社RSコネクト公式サイト「セキュリティ診断コンシェルジュ」
画像引用元:株式会社RSコネクト公式サイト「セキュリティ診断コンシェルジュ」
https://va.rsc.ne.jp/
実績※1

地方自治体 550件以上
独立行政法人 167件以上
中央官庁・民間企業など500団体

セキュリティ性
  • ISO 27001認証取得
  • ISO 9001認証取得
  • Pマーク取得
  • OWASPに基づいた診断
  • WASCに基づいた診断
  • IPAに基づいた診断
最短納期

3営業日以内

VERISERVE

株式会社ベリサーブ公式サイト
画像引用元:株式会社ベリサーブ公式サイト(https://www.veriserve.co.jp/service/detail/app-vulnerability.html)
実績※2

産業システム 約14,400件
オートモーティブ 約11,000件
など累計プロジェクト数
約34,000件

セキュリティ性
  • OWASPに基づいた診断
  • IPAに基づいた診断
最短納期

記載なし

サイバーセキュリティ
クラウド

株式会社サイバーセキュリティクラウド公式サイト
画像引用元:株式会社サイバーセキュリティクラウド公式サイト
https://www.cscloud.co.jp/
実績※3

累計診断実績 約2,000件

セキュリティ性
  • ISO 27001認証取得
  • OWASPに基づいた診断
  • IPAに基づいた診断
  • WASCに基づいた診断
  • SANSに基づいた診断
最短納期

3営業日以内

(※1)地方自治体…2021年4月時点ののべ実績。各市区町村の教育委員会の個別契約実績も含みます。
独立行政法人…2021年4月時点ののべ実績。独立行政法人の他に、それに類する団体も含みます。

(※2)2023年3月期までの累計実績

(※3)2020年に買収したソフテック社が1998年より事業を開始してからの26年間での累計実績

【選定基準】
2024年1月25日の調査にて、Googleで「WEBアプリケーション 診断」と検索した際上位100位サイトに表示されるWEBアプリケーション診断サービスを有料で実施している会社67社のうち、OWASPトップ10のリスト(※4)を網羅している且つIPAの基準に準じた診断項目になっている(※5)ことが公式HPから分かり、実績数が掲載されている3社をピックアップ
(※4)The OWASP Foundationにより、世界中の利用実態に基づいて悪用のしやすさ、検知のしやすさ、および影響についての共通認識の推計を組み合わせた上で、選択し優先順位付けされたセキュリティ脅威のTop10
OWASP公式HP:https://owasp.org/API-Security/editions/2023/en/0x11-t10/
(※5)独立行政法人 情報処理推進機構が提唱している安全なWebサイトの作り方
IPA公式HP:https://www.ipa.go.jp/security/vuln/websecurity/about.html